海外のデビットカード事情

海外のデビットカード事情

チェックカードと呼ばれるアメリカ

もともとチェックと呼ばれる小切手での支払いが行われていたアメリカでは、小切手を書く代わりにクレジットカードのようにサッと支払えるデビットカードは広く受け入れられていて、銀行で口座を開設すると自動的に発行されるキャッシュカードがデビットカードというのが一般的です。引き落としの仕組みなどは日本と同じで、銀行残高がなければ利用することはできませんが、当座預金に残高があれば普通預金の残高不足でも利用できるなど、クレジットカードに近い機能が人気となっています。

ヨーロッパは各国ごとに独自のシステム

ヨーロッパ諸国では、それぞれの国ごとに使いやすいデビットカードのシステムが採用されています。例えば、イギリスおよびユーロ圏のみで使えるV-Payや、イギリスでクレジットカードの審査に通らない低信用者のために作られたSOLOなど、一つの国のデビットカードでもいくつかの種類があり、それぞれ利用できる範囲やエリアが異なっていたり、通貨面でも制限があったりするようです。

銀聯カード

中国が発行しているデビットカード「銀聯」は、中国全土に広く普及しているとともに、世界中に住む中国人も便利に使えるように世界各国1000万か所の加盟店を持つネットワークを形成しています。欧米諸国では銀聯はチャイナ・ユニオン・ペイとして親しまれているのが特徴です。利用人数が多い銀聯カードは、VISAやMASTERが入っていなくても世界中で使いやすいカードと言えるかもしれません。

直払いカード

韓国では古くからデビットカードが普及していて、銀行口座からリアルタイムに引き落とされる「直払いカード」として利用されています。基本的な機能は日本のデビットカードと同じですが、VISAやMASTERなどのロゴがついたブランドデビットでないものが一般的で、国内のみでの流通が多くなっています。利用の際には、サインではなく数字4ケタの暗証番号を入力することによって本人確認及び決済を行う仕組みとなっている点も、一般的なデビットカードととても良く似た特徴と言えます。